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■ 沈壽官窯

2007-03-09 (金)

現在進行中のプロジェクト打合せのため、鹿児島に行って来ました。
ラッキーにも少し自由な時間が出来ましたので、まだ行った事のない街に行ってみようと思い、「なるほど知図帳鹿児島」を手に鹿児島市から車で40分ほどのところにある日置市の美山というところを訪ねてみました。
そこは窯元がたくさん点在していて街全体が陶芸一色でした。その中でも歴史と威厳を感じる立派な佇まいの窯元、沈壽官窯は見応えがありました。なんともユニークな顔をした石像がいらっしゃいませとお出迎え。
歴代沈壽官の作品を見ることができました。私は、陶芸は詳しくないのですが、作品を通じて、ものづくりの繊細さと情熱を感じました。特に12代目沈壽官作のものは、細かい細工の中に生き物全てに対する優しさを感じました。
今も海外では「SATSUMA」と呼ばれて、愛好者が多いのもうなずけます。